こんにちは、qsukesanです!
カブト虫の幼虫の飼育では
工夫次第でサナギの様子が観察出来ます!
そのためもあって
カブト虫の幼虫を引っ越ししました。
ここ何年かの手抜き飼育のせいで
300匹近くまで増やしたカブト虫が
今シーズンは13匹に
9年続いた繁殖に
かなり危機感をもって
飼育しています。
13匹だったので
大きいプラケースでまとめていました。
今年は
1つのプラケースで2匹ずつにわけて
スペースにかなり余裕をもった飼育です。
上のプラケースに幼虫マットを
ケースがいっぱいになるくらいまで
入れていきます。
大きいのと小っちゃめなのがいますが
これは、生まれた時期にもよります。
カブト虫がタマゴを生むと
約10~14日前後でふ化します。
ふ化した幼虫は
幼虫マット(土)を食べて栄養をとります。
自然界では
栄養分の多い所で育った幼虫と
そうでない所で育った幼虫では
栄養の差で幼虫に大小の差がでます。
飼育下の幼虫では
カブト虫は何回か産卵を繰り返すので
そのために早い時期と遅い時期に
生まれたタマゴでは
幼虫の育ち方に差がでてしまいます。
私の飼育がいい加減なのも
一因かもしれませんが!?
幼虫がようしつを作りやすいように
1つのプラケースに入れる
幼虫の数を制限します。
ようしつ(蛹室)とは
幼虫がサナギになり
サナギから
脱皮をするための部屋です。
幼虫が自分で作ります。
以下の工夫をすることで
そういう様子も
観察することが出来ます。
プラケースのまわりを段ボールでかこい
光が入らないようにする事です。
幼虫は硬い壁などを利用して
ようしつを作ります。
プラケースのまわりを
段ボールでかこう事で暗くなり
プラケースを利用して
ようしつを作ります。
そうすると、段ボールを外したときに
サナギの様子を観察する事が出来ますよ。
このようしつを作るために
幼虫マット(土)の湿度が必要です。
幼虫がようしつを作り出す前に
じゅうぶん幼虫マットの湿度を
保たせる必要があるので
このタイミングが気を使います。
幼虫マットの湿度の目安は
幼虫マットを手でにぎり
いくらか固まる位がちょうどいい目安です。
幼虫は
ようしつを上手に作ることが出来ないと
うまく羽化をすることができずに
奇形のまま出てくるか
そのまま死んでしまいます。
(羽化不全)
ですから、上記のような
幼虫が1匹ずつ
確実にようしつを
作れるスペースと
しっかりした
ようしつが作れるための
湿度管理は重要です。
できるだけ暗室を維持できるよう
最後に大きい段ボールでかこいます。
今の時期の世話の方法や
ようしつの中が観察できる方法など
ざっくり書いてみました。
私はそれほど難しく考えずに
今まで飼育して来ました。
2年連続で失敗していますが
これは私の手入れが
いい加減だったのが原因です。
国産のカブト虫であれば
飼育はそれほど
難しい物ではないと思っています。
去年うちから持って行った
カブト虫のペアが卵を産んで
今現在
親子で幼虫を育てている家族もいます。
この家族は
6匹の幼虫を育てているそうです 。
興味のある方は
やってみたら結構簡単に出来るので
気軽に始めてみませんか!?
本日も最後まで読んで頂き
有難う御座いました。